「福島学カレッジ2025」参加者募集中!

詳細チラシD L

中高生、教育関係者、保護者の皆さま

プログラム概要の資料として
ぜひご覧ください。

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第2次応募締切 7/31 (木)
※満席になり次第、募集停止します

石川明日香さん

学びの姿勢・モチベーションが向上した

参加した年:2023年

石川明日香

現在:國學院大學観光まちづくり学部1年参加当時:福島県立郡山萌世高等学校4年

「福島学カレッジ」に参加したきっかけは何ですか?

石川

かねてより開沼先生と高校の担任の先生と3人で進めていた福島に関わる社会問題の個人研究の区切りをつけようと考えていたおりに「福島学カレッジ」の参加の誘いを受けたのがきっかけです。 実は、私はもともと地元・福島に対してあまり関心がありませんでした。ところが福島県主催の高校生向け人材育成事業に参加する中で福島県の抱える様々な問題(特に福島の原発問題と社会的意識)についての関心が高まり、本格的に「研究」をしてみたいと思うようになったことが「福島学カレッジ」参加の決め手になりました。

「福島学カレッジ」ではどんな研究をしましたか?

石川

『いかに「汚染水」は「処理水」になったのかー地方紙・全国紙の議題設定の差異と変遷ー』というテーマを設定し、福島第一原発の処理水海洋放出問題における風評を生み出している要因の一つに考えられてきたマスメディア、その中でも、新聞(全国紙6紙と地元紙2紙)を用いた研究に取り組みました。もとは『汚染水』という単語を使用していた処理水問題が『処理水』へと用語が変遷していく過程と報道傾向を、それそれの単語を用いた各新聞社の月ごとの見出し数に着目し、定量的調査で明らかにしました。

研究に取り組む石川さん

研究していく中で、大変だったことは?

石川

自身で収集したデータの分析・意味付けが大変でした。グラフを注意深く見て、とにかく気になるところをたくさん出して言語化する、という先生方のアドバイスもあり、なんとか形にすることができました。

受講した前後で、自分自身にどんな変化がありましたか?

石川

いまの福島が抱える問題に対する意識の高まりと、進学先の学部での学びの姿勢・モチベーションが向上したと感じています。

「福島学カレッジ」では最優秀賞を受賞

「福島学カレッジ」の魅力をひと言で!その理由も教えてください。

石川

『何でもできる』
福島学カレッジには「福島のことを研究しなければならない」という制限はありません。自身の中にある社会に対するモヤモヤを言語化すれば、それを研究テーマにすることができます。例えば、少子高齢化・過疎化=「原発事故による避難での人口減少」などといったように、福島の抱える課題の多くには現代の社会的問題との共通点があります。福島について学ぶことが、あなたのモヤモヤを解消する近道になるかもしれません。

研究の成果は「東日本大震災・原子力災害学術研究集会」でも発表

受講を検討している後輩たちへメッセージをお願いします。

石川

『才能とは執念である』
これは、私がいま通っている大学の尊敬する教授のことばです。 研究というものも自身の中の執念(才能)があって成せるものだと思います。もし画面の先のあなたが少しでも受講を検討しているのであれば、是非ともこの貴重な機会を逃さないで欲しいと思います。横浜の地から、皆さんの受講を応援しています。

「福島学カレッジ」での発表の様子

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